ややこしい。

そういえば某オセアニアの国で撮った写真に写ってたバイクがヤマハばっかりで「ヤマハは凄いなぁ」と思ったのですが、よく見れば違ってました。
実際の写真を載せようとしたのですが、SDカードを持ってくるのを忘れたので拾い物です。
まずはYAMUDAのK-1。フロントから見ると某R1そっくりで、さらにヤマハからもYZFの125が出てるので横のメーカーステッカーを見ないと気付けないレベルです。

そしてV MOTOのスクーター(名前はわかりません)これはメーター周りや細部が違うのでよく見ればわかります。

ほかにもシグナスそっくりさんやマジェスティ125そっくりさんも走ってました。


おやちょっと待ってください、脊椎反射で怒るのは早いですよ。
自分の技術を向上させるのにもっとも早いのは「自分より技術を持った人達の真似」というのが定石です。
在りし日の日本も先進国の物真似からすべては始まりました。


↓1960年代のトライアンフです。今とあまり変わってないように見えるのは「使える物は擦り切れて形が無くなるまで使う」といったお国柄の賜物ですね。モデルチェンジが全てではないのです。

そして同年代の日本↓最近ではクラシカルのジャンルに入りますが、同じような形のバイクを乱発しておりました。そしてその上で、日本独自の形や技術を発展させていったのです。


その後は老若男女誰でも乗れるスクーターの製造にチカラを入れていきました。
↓ランブレッタです。これまた現在も在るカタチ。最近ではインド製ばかりですが・・・。

そしてホンダ初のセル付きスクーターJUNO(ジュノオ)↓ランブレッタそっくりなのは富士重工のラビットですが、もう無いメーカーなので外しました(スバルは車なので・・)最近ではジュリオが同じような形で作られていましたね。

ランブレッタ・ヴェスパは日本のカワイイ系スクーター「ジョルノ」「ヴィーノ」「ヴェルデ」その他もろもろ全ての原形となっております。
しかも先ほどのジュノオはホンダの顔ともなる「C100」カブの先祖でもあります。


近年アジア各地でのバイク需要が高まり、それに伴ってバイクメーカーもどんどん増えてきてますが、国どうしが切磋琢磨しあって面白いバイクが増えていけば良いですね。
しかしどうしてもこういう記事は説教臭くなっていけませんね。メガリでも乗ろうかしら。